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Vol.122 仕事に活かす! フォトリーディング

仕事に活かす! フォトリーディング.gif『仕事に活かす! フォトリーディング』

主藤孝司
PHP研究所
2010年8月

こんにちは。キアです。

今回ご紹介する本の主題である「フォトリーディング」をご存知ですか?

フォトリーディングを一言で説明するなら、「速読術の一つ」でしょうか。

ですが、フォトリーディングの公式本である、ポール・R・シーリィ著
「あなたもいままでの10倍速く本が読める」の冒頭には、
『フォトリーディングは単なる速読法ではありません。』
と書かれているのをみると、こんな一言の説明では表現しきれないようです。

本書「仕事に活かす! フォトリーディング」において、このフォトリーディングの
手法(やり方)について書かれているのは第0章のみです。

本書は、タイトル通り、このフォトリーディングをいかに活かすかについて、
特に仕事の場面で活かす方法について書いた本なのです。

本書第1章の「フォトリーディングがあなたの仕事に役立つ理由」には、
フォトリーディングが単なる速読法ではないことが書かれており、他の
速読法との大きな違いとして、

『フォトリーディングはメソッドを完璧に習得しなくても、
その「考え方」を理解するだけで十分役に立つことが多い。
いや、むしろ大事なのはこの「考え方」だと言える。
これを理解していなければ、いくらテクニックを学んだとしても
本当の意味で活用することはできない』

と書かれています。

まずフォトリーディングの手法について前述の「あなたもいままでの
10倍速く本が読める」を読み、次に活用方法について本書を読む、
という使い方が効果的かと思いました。

ですが、フォトリーディングが他の速読法と違い「メソッドを習得することよりも
考え方を学ぶことが重要」とのことでしたら、本書だけを読む、もしくは本書を
先に読むというのもよいのではないでしょうか。

このフォトリーディングの「考え方」として重視されているのが、
「目的意識をもつ」ことーーー「なぜこの本を読むのか?」という目的と、
「その目的のためにこの本からどんな情報を得る必要があるのか?」を
はっきりさせることです。

そして目的設定の次に「いかにその情報を効率よく記憶に残すか?」
「いかにその情報をアウトプットするか」ということにつながって行きます。

第4章「今すぐ仕事に使えるフォトリーディング」によると、この
フォトリーディングの「考え方」が活用できるのは読書にだけでは
ありません。この本のタイトルにあるように、仕事に活かすこともできるのです。

例えば、
会議:自分が会議の主催者になった場合、その会議の目的(その会議をした結果
何が欲しいか)を事前に明確にすること、その目的に応じて、会議の中で何を
アウトプットするかを考え、会議前にアウトプットに必要な情報を予習する。

プレゼンテーション;プレゼンテーションの目的を設定し、事前準備では、
目的に応じた情報集めをする。プレゼンテーション本番では、冒頭で目的を明示する。

などです。

仕事の場面でいえば他にも接客やマネジメントなどの場面での活かし方も
本書では紹介されています。

さらに第5章「あらゆる場面でフォトリーディングを活かす」によると、
仕事のみならず日常生活の中にも活かす場面があります。

5章で紹介されている例では、ラジオ番組や文書執筆に活かす、というのは著者の
ようにラジオ番組をもっていたり文書執筆を行っていないとなかなか使える場面が
ないと思いますが、誰にも適用できそうな家事において活かす(料理の本から
ピンポイントで自分の立場、目的に必要な情報を得る)というような例もあるのです。

本書の「はじめに」に取り上げられている、ブルース・リーの座右の銘
「知識は活かさなければ無意味だ」という言葉のように、みなさんも
フォトリーディングの手法を身につけるまではなかなかできなくても、
「考え方を活かす」というところから始めてみてはいかがでしょうか。

 

◆目次
第0章 フォトリーディングのメソッド
第1章 フォトリーディングがあなたの仕事に役立つ理由
第2章 フォトリーディング「活用」のステップ
第3章 なぜ、フォトリーディングが続かないのか
第4章 今すぐ仕事に使えるフォトリーディング
第5章 あらゆる場面でフォトリーディングを活かす

 

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