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Vol.117 プラットフォーム戦略

プラットフォーム戦略.jpg『プラットフォーム戦略』

平野敦士カール アンドレイ・ハギウ

東洋経済新報社 / 2010年7月

 

こんにちは、小川晶子です。

今日ご紹介するのは、
いまもっとも注目されている、世界最先端の経営戦略。

『プラットフォーム戦略』です。

プラットフォーム戦略とは、
簡単に言うと「場」をつくることです。

グーグル、アマゾン、楽天市場などのように、

1.多くの関係するグループを「場」(プラットフォーム)に乗せ、
2.マッチングや集客などさまざまな機能を提供し、
3.検索や広告などのコストを減らし、
4.クチコミなどの外部ネットワーク効果を創造する

ことで、
新しい事業のエコシステム(生態系)を構築。

複数の企業と提携するため、従来の経営戦略とは大きく異なります。

本書は、
おサイフケータイ普及成功の立役者で、
日本におけるプラットフォーム戦略の第一人者、
平野敦士カール氏と、
プラットフォーム戦略論の世界的権威という
アンドレイ・ハギウ氏が、

「早くこの最先端の戦略を知らせないと、
日本企業は世界との戦いに負けるのでは」
という強い危機感を持って書いたそうです。

たとえば、
ソニーをまねて成功したアップル。

アップルは2003年4月に、
音楽ダウンロードサービスを始めました。
iTunesと、音楽を持ち歩けるiPodです。

アップルの音楽配信におけるプラットフォーム戦略は、
ソニーのプレイステーションでのプラットフォーム戦略を
踏襲していました。

しかし、ソニーは自社の成功から学び、
活かすことができませんでした。

ソニーがアップルに負けるのは、
技術的な問題ではなく、
プラットフォーム戦略思考が欠けているからではないか、
と著者は言います。


いまもっとも注目すべき
電子書籍のプラットフォームには、
どう参加すべきか?

プラットフォーム戦略思考が身につけば、
こういった問題にも適切に対処できるように
なるのでしょう。

世界のさまざまなプラットフォームに
注目していきたいと思います。
 
◆目次

Chapter 1 世界最先端のプラットフォーム戦略とは?
Chapter 2 ケースで学ぶ プラットフォーム構築のための9つのフレームワーク
Chapter 3 プラットフォームの横暴にどう対処すべきか
Chapter 4 フリー、オープン化という「負けない」戦略
Chapter 5 日本企業復活への処方箋

 

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