ホーム > 書評メールマガジンバックナンバー > Vol.097 『「どこでもオフィス」仕事術

Vol.097 『「どこでもオフィス」仕事術

「どこでもオフィス」仕事術.png『「どこでもオフィス」仕事術』

中谷 健一 (著)

ダイヤモンド社

2010年6月

 

こんにちは。キアです。

本書は仕事の内容にあわせてオフィス(働く場所)を自由に選びながら、
より効率的・効果的に働く技術をまとめた本です。

そんな、働く場所を自由に選択するワークスタイルのことを、
本書では遊牧民(ノマド)になぞらえて、「ノマドワーキング」と名付けています。

最近は電車の中やカフェで、ノートPCを開いて仕事をする人を目にすることが多く、
外出や出張が多いという理由で、必要にかられて「ノマドワーキング」を行っている人が
多いのではないかと思いますが、本書は「仕方なく」ではなく、
積極的な「ノマドワーキングのすすめ」なのです。

  「忙しいビジネスパーソンにとって、いくらワークライフバランスだからといって、
  労働時間そのものを削ることは現実的には厳しいと思います。

  それなら、長時間労働をするにしても、仕事と家庭の両立、仕事時間と自分時間の
  両立ができる働き方を考えてみましょう。」

という本書の言葉のように、「仕事は会社で」というスタイルにとらわれなければ、
働き方は変わります。

例えば、本書では例として「早い時間に退社し、家族と一緒に食事をした後、
深夜や早朝に仕事をしている」という欧米のエグゼクティブの仕事スタイルが
取り上げられています。

先日、小室淑恵著の『結果を出して定時に帰る時間術』
http://businessbookcampaign.jp/2010/04/vol091.html)を読んで、
感銘を受けたのにもかかわらず、相変わらずまったくもって
定時に帰れていないような私は、ぜひともこのノマドワーキング術を
学ぶべきかと思いました。

上記のようなノマドワーキングの意義やメリットについてだけでなく、
効率的に・快適にノマドワーキングを行うため技術が、本書では紹介されています。

iPhoneやポメラ、レッツノートなどツール、Gメールなどのクラウドの使用法については
他の本でもよく目にしますが、本書ならではと感じたのは、
chapter3「『オフィス環境の選び方」と
chapter5「仕事とオフィスの『マッチング』」の、
ノマドワーカーのためのオフィス環境についてです。

仕事を
1.右脳系の仕事(プレゼン資料の作成など、イメージや直感を大切にしたい仕事)、
2.左脳系の仕事(見積もりの作成など、論理的で緻密な作業が必要な仕事)
3.コミュニケーション系の仕事(打ち合わせなど、他人とやり取りする仕事)
の3つに分類し、

さらに長時間か短時間かで、どんなオフィス環境がそれぞれの仕事に向いているかが
論じられています。

例えばルノアールは左脳系×長時間の仕事向き、
マクドナルドは右脳系×短時間の仕事向き、というようにです。

・無線LANや電源(充電ポイントは、ノマド(遊牧民)にとってのオアシス
 だそうです!)があるルノアールやマクドナルド

・ネットから離脱して集中して考えたり、
 ちょっとした書き物に向いているオフィス・パーク(=公園)
・いつもと違う空間で行うことによって活発な意見交換を行うことができ、
 ブレーンストーミング向け空間のカラオケボックス

・オフィス新幹線で、乗り物酔いをせずにPCを使う方法

などなど、どの項目も興味深く、かついますぐ役に立ちそうな情報でした。

客先での打ち合わせと打ち合わせの間の時間つぶしによく困っていたので、
まずは客先のそばにルノアールがあるかどうかについて調べました。

これで私も明日からノマドワーカーに!!

 

◆目次
はじめに
Chapter1 会社員でも実践できる「ノマドワーキング」
Chapter2 ノマドワーキングの「基本ツール」
Chapter3 「オフィス環境」の選び方
Chapter4 「デジタル管理」で情報は活用できる
Chapter5 仕事とオフィスの「マッチング」
Chapter6 働き方を進化させる「クラウド活用術」

 

ホーム > 書評メールマガジンバックナンバー > Vol.097 『「どこでもオフィス」仕事術

出版コンサルティング

おススメセミナー

献本の受付

お勧めの本

部下を動かす教え方

セミナー講師になって稼ぐ法

ページ上部へ戻る