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Vol.089 東京 社用の手みやげ 洋菓子編

info@businessbookcampaign.jp.jpg『東京 社用の手みやげ 洋菓子編』

小森 まなみ (著)、 岡山 寛司 (著)

東洋経済新報社

2009年8月

 

みなさん、こんにちは。松山真之助です。お元気ですか?
今日は、ビジネスに役立つちょっと小粋な本をご紹介しましょう。
手土産の本なのですが、なかなか奥が深いです。


<この本の粋>

アメリカでは、社用の手土産を持参して相手のところに赴くという習慣はあま
りありません。一方、日本では、手土産の習慣はごく普通ですね。

お客様や取引先などへどんな手みやげを持っていくか、悩むところです。

部下に任せず、どこそこのあのお菓子を!と指示できる上司は、かっこいい(
部下にとっては面倒ですが)ですね。そして、自らそれを調達してくる上司な
ら、さらにかっこいいことでしょう。さすが、あの方は違う・・・と。

ビジネスシーンでも、個人的な場面でも、行きがけにちょっと買ってきました
という雰囲気がみえると、手土産の価値は下がってしまいます。一週間も前か
ら探して、わざわざ買ってきましたということなら、受け取るほうも嬉しさ倍
増です。そこまでして・・・と感激すらします。

今日の本は、そんな「粋」なスタイルを提案する本です。東京にある知る人ぞ
知るかくれたスイーツを紹介しています。

見ているだけで幸せになれます!(ちょっと大げさですが、ホント)

本書の「粋」その1

社用の手土産を使う場面に分けてある。たとえば「初対面のとき」「大事な
依頼をするとき」「お詫びの気持ちを表すとき」「食通の社長さんに」など、
ナルホド&ニンマリのテーマ設定がとても楽しいのです。

本書の「粋」その2

今まで食したことのないようなレアで素敵なお菓子がいっぱい。
しかもそれらの多くは、そこでしか手に入らない。
デパ地下販売=なし、発送=不可、賞味期限=当日・・・など、制限がいっ
ぱいなのです。実に粋じゃぁ、あーりませんか。

本書の「粋」その3

写真に添えられたKey Wordが楽しい。いわく「スペシャル感」「わ
ざわざ感」「見た目のインパクト」など。つまり、手土産が醸し出す雰囲気
を捉えた言葉がぴったりなのです。

本書のつくりにもこだわりがあります。写真はすべて現場での撮りおろし。イ
ンタビューも単にお菓子を紹介するだけではなく、パティシエの心意気と仕事
の思想を引き出すように心掛けたといいます。

そういう背景を知ると、この本は単なるスイーツの紹介ではなく、深い思いが
潜んでいることに気づくのです。すると、美味しそうなお菓子は、ただそれだ
けに留まらない"香り"を放っていることに思い到ります。

「粋」とは、目に見えない素敵なもの。
贈りたいのは、お菓子に添えた気持ち。

贈り物をする楽しさと相手様を思いやるわくわく感が感じられる本です。

本書は、Invisible な価値のわかる方だけに、読んでほしい一冊ですね。


<私のつぶやき>

本書にあった、ぜひ食べてみたい(贈りたい)お菓子リストです。

●キャラメルシトロン (大人数のフロアに)
パティスリー リュードパッシー (お店)
目黒区中央町2-40-8

●塩バターキャラメルのカップケーキ (健康志向のお得意先に)
チャプチーノ
渋谷区広尾5-16-1 1F
http://www.ciap.jp

 ●塩バニラケーク(健康志向のお得意先に)
カフェドベルサイユ
目黒区中目黒4-10-34 バルトハイム1F
http://shop.inter-mk.co.jp

●ガトーピレネー (大事な依頼をするとき)
オーボンヴュータン
世田谷区等々利器2-1-14

いかん、このくらいにしとかないと止まらなくなりそう・・・(笑)

お菓子を作る喜び。
お菓子を贈る喜び。
お菓子を食べる喜び。
どれもみんな見えない糸のタペストリー。 
うー、ご馳走さま。

<オススメ度>

★★★★★+粋な贈りもの

 

◆目次

1章 目的、シチュエーション別使える手みやげ
(初対面のとき大事な依頼をするとき ほか)
2章 受け取る相手別気配り手みやげ
(男性の多い職場にスイーツ好きの女性に ほか)
3章 私のお気に入り、私の手みやげ

4章 東京デパ地下注目のスイーツ

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