ホーム > 書評メールマガジンバックナンバー > Vol.077 Twitter革命

Vol.077 Twitter革命

Twitter革命.jpg『Twitter革命』
今すぐツイッターを始めるべき理由

(ソフトバンククリエイティブ)

神田敏晶(著)

 

2009年11月

 

 

みなさん、こんにちは。松山真之助です。お元気ですか?
今日は、Twitterに関する本をご紹介しましょう。

<本のつぶやき>

Twitter をやってる人が急に増えてきました。僕もさっそく始めてみました。
「渋谷なう」なんていうつぶやきを聞いてもどこが面白いのかしらん・・・と
初めは半信半疑に思っていましたが、WHOとWHAT次第だってことに気が
ついたら、意外に楽しいことがわかってきました。

さて、本書は、世界一小さなデジタル放送局KNN.comをやっている神田さん
がツイッターの魅力や影響力などについて分かりやすく書いた本です。

ツイッターのタイムラインを「今この瞬間に自分の側から見える社会」と定義
したところがいいですね。

もうひとつ「ウエブのリアルタイム化」という視点もイケてます。ネットの今
、あるいはネットにつながっているリアルな人の今が、つぶやきという形で見
えるということです。ただし、その視点は自分でフィルター精度を高めないと
いけません。つまり誰をフォローするかということですね。
ちなみに、僕がフォローしている人でいちばんおもしろいのはこの方です:
http://twitter.com/ichimada

逆につぶやきを「見られる(見てもらえる)」という立場から考えると、でき
るだけ多くのフォロアーがいるとうれしいですね。著者の神田さんは6700
人くらい、百式の田口さんは20万人くらい、ジャック・ウエルチは110万
人もいるといいます。ひとことのつぶやきが影響力が大きいわけです。
(ぼくは今260人くらい。もうちょいでウエルチの背中が見えるかな、笑)

神田さんは、ツイッターの特徴を7つあげています。

1)RTの伝幡力、2)短縮URL、3)ボット、4)API解放によるカス
タマイズ、5)140文字の字数制限、6)メールを超えるコミュニケーショ
ン、7)ユーザーが決めるルール

この中で、4)API解放関連の面白いサービスをご紹介しておきましょう。

「おもいついったー」~カヤックの提供で、アイデアの公開サービス

Twitterでアイデアを増幅させるステキ創造サービスということで
おもいついったーに登録し、お題を出したり、アイデアの投稿ができる。
お試しで「本の表紙を面白くするアイデアは?」って出してみたら、
原稿を書いてる間に13件ものアイデアが寄せられたのは驚き!

「読んだ4!」~ツイッターで読書メモ

@yonda4 のあとにワンスペースをあけて署名を書いてTweetすると
http://yonda4.com/user/webookoftheday (←これは僕の場合)
にそのリストが整理されるっていうもの。

「テレッター」~ みているテレビ番組の情報を共有するもの

http://teletter.pulpsite.net/
@teletter 5 のように番組番号のあとに
@teletter 1 坂の上の雲は、すごい のように書く。
番号は、1.NHK総合 | 2.NHK教育 | 4.日テレ | 5.テレ朝 | 6.TBS など

本書は、ツイッター入門として、その現状(世界で5840万人の利用者がい
ること(2009.9)や、ブレークしたきっかけ(オバマの選挙戦、ハドソン川に
着水した飛行機など)が紹介されています。

神田さんの主張、ツイッターをわかるにはとにかく「使ってみよ」というメッ
セージは重要です。水泳も自転車もツイッターも体感していったほうが、ずっ
と面白いし早い。ビジネスで使うならなおさら、まずは個人で使ってみること
が大切でしょう。

始めるのに遅いことはこの世に何もない。もし、まだなら、この機会にぜひ!
使ってる人もこれからの人も、本書は読んどくといいですね。


<僕のつぶやきーおまけ>

フォローされる人はそれなりに意味深いつぶやきがあります。
ラスベガスの靴の通販会社、ザッポス( http://www.zappos.com/ )- 2009年
にアマゾンの傘下にはいった- のCEOトニー・シェさんは140万人のフォ
ロワーを抱えているそうです。一声つぶやけば・・・・考えただけで、す、す
ごい!・・ですね。さらに500名を超えるスタッフもツイッターで情報発信
しているといいますからすごい会社があるもんです。

本書には、神田さんが参議院選挙に出たときのエピソードも書かれています。
最初は取材の予定だったのですが、お役所にたらいまわしにされるのを嫌って
立候補しちゃったそうです。「候補者」ならいろいろ聞きまわっても無視でき
ないから。ツイッターの考察とはちょっと離れているるけれど、選挙とネット
についての興味深い考察は一読の価値ありでしょう。

合法的な選挙活動としてはがき3万5000枚分の費用が国庫から支給される
といいます。一人175万円なり。
新聞広告は一人5回まで出せ、一回200万円くらいとして1000万円なり。
立候補者の人数をかけると一回の選挙で数百億円の国税が消費されることにな
ります。

ハガキの代わりにメールを、ポスターの代わりにウエブサイトを、政見放送に
Youtubeを、選挙区回りの代わりにツイッターを・・・ってなことで、
選挙もネットにシフトしたらかなりの国税節約になるかもしれませんね。
そろそろ、ネットによる選挙活動を解禁したら・・という主張は、なかなか説
説力があるかも。しかも、ネットユーザーが人口の75%、新聞購読者62%
と聞けばなおさらです。

というわけで、本書は、ツイッターだけでなく、余禄の内容もお勧めです。

「とにかく使ってみましょう!」 というのが本書からのメッセージ。
そして僕からは、「とにかく読んでみましょう」ですね。


<オススメ度>

★★★★★+つぶやき

 

◆目次

第1章 革命はもう始まっている
第2章 ツイッターの何がすごいのか?
第3章 メディア革命
第4章 ビジネス革命
第5章 革命は終わらない

ホーム > 書評メールマガジンバックナンバー > Vol.077 Twitter革命

出版コンサルティング

おススメセミナー

献本の受付

お勧めの本

部下を動かす教え方

セミナー講師になって稼ぐ法

ページ上部へ戻る