ホーム > 書評メールマガジンバックナンバー > Vol.074 つるの式伝える技術新常識

Vol.074 つるの式伝える技術新常識

つるの式「伝える技術」新常識.jpg『つるの式伝える技術新常識』

結果を出すために伝える。だから私は非常識を実践する。

 

鶴野充茂(著)

小学館 (2009/10)

 

みなさん、こんにちは。松山真之助です。お元気ですか?

今日は、非常識は面白い!という本をご紹介しましょう。
コミュニケーションにおける思いこみのバインドを外し、楽しい世界に誘って
くれます。


<まずは、おすすめのツボ>

逆説的発想。つまり、それは、普通はこうだと皆が思っていることの逆張りの
発想をすることです。僕はそういうのが好きです。

鶴野さんの新著は、そんな逆説的展開の中で、コミュニケーションのコツを学
べる楽しさがいっぱいあります。つるの式新常識は楽しさがいっぱいです。

たとえばこんな感じ:

通説:名刺は初対面の人に渡すもの。一度渡したことがある相手に再度渡す
と失礼にあたる。(僕も、ずっとそう思っていました)

新常識:相手に名刺を渡すのは、会話のきっかけにするため。改めて名刺を
渡して、記憶を新たにしてもらったっていいじゃないですか。
大切なのは、過去に名刺を渡したかどうかではなくて、今、その場で
名刺を見てもらいながら、会話をすることです。

確かに、「えーっと顔は覚えてるけど誰だっけ?」という相手(自分)のスト
レスを軽減できるし、確実に自分の名前を確認してもらえます。へんな常識に
とらわれる必要はないかもしれませんね。

また、こんなのもあります。

通説:興味を持ってもらうには、自分の持ち駒を多く話して、会話の糸口を
多数示したい。

新常識:インパクト重視で、特徴的な部分を一つだけ話す。(抽出的表現)

とってもユニークな例があるので印用しときましょう。

「どんなお仕事をされてるんですか?」
「おじさん向けに保母さんをやってます」
「え、何ですか、それ!」
「わがままなおじさんたちが機嫌よく働けるように、あらゆることを
する保母さんみたいな仕事です」
・・「つまりフツーの事務です。」

お仕事は?の問いかけに「オフィスの事務です」という答えでは、なかなか後
が続きません。しかし、これなら、えっ、という驚きと、お洒落なウィットが
ありますね。実際、鶴野さんは、このあと「おじさんたちを機嫌よく働かせる
コツ」をたっぷり聞かせてもらったそうです。

面接、自己紹介、上司部下の会話、プレゼン・・・様々なコミュニケーション
の場面にある思い込みの雲を晴らし、なるほどーという新常識がいっぱいです。

倫理的に口説くか、思いで動かすか、
余計なひと言でメールに個性、
問題点と解決策はセットで提示、

などなど、試したくなるヒントがいっぱいです。ビジネスパーソンにお勧め!


<読書メモのおすそわけ>

僕が、速、実行に移したいと思った素敵な内容をメモっておきましょう。

*メールの署名

メールの署名は、僕もかなりこだわりがあります。相手のことを考えて、
どんなメールにもつけるように心がけています。
たとえば、親しくなるとついつい署名をつけずに送信することがあります。

すると何がおきるでしょうか。急に電話したくなったときに、電話番号を
調べるためにかなり苦労しませんか。(名刺を探しまくる、過去メールを
漁る・・・それって意外に高いストレスですね)
電話番号、メール、住所、フルネームは、いつでもつけたほうがいいですね。
つまり、電子署名=名刺 と思っているといいでしょう。

*講演での言い訳

講演やレクチャーをする人の多くは、同じ話をなんどもすることになります。
そのたび、心のなかで、ついいいわけ(別のところでもお話したのですが、
とか、一部の方はすでにご存じかもしれませんが)を言いたくなります。
これ、同感。

でも、それは我慢したほうがいいようです。なぜなら、目の前の人にこれか
らお話することは「新しい話ではない」なんて伝える必要はないからです。
むしろ、「今、ここにいるあなたのために一生懸命準備して、お話していま
す」とう姿勢で臨む方がいいですね。


<オススメ度>

★★★★★+逆説新常識


----------------------------------------------------------------------

◆目次

1章 伝わらなくてもうまくいく
2章 伝えよう、とは思わない-相手本位で話してみる
3章 初対面、第一印象なんて気にしない
4章 話す、ではなく「聞く」に徹する
5章 伝えたいなら「聞いてもらえる人」になる
6章 「つきあい上手」なら伝わる、結果が出る!

ホーム > 書評メールマガジンバックナンバー > Vol.074 つるの式伝える技術新常識

出版コンサルティング

おススメセミナー

献本の受付

お勧めの本

部下を動かす教え方

セミナー講師になって稼ぐ法

ページ上部へ戻る