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Vol.060 文章を書いて脳がいきいき若返る!

文章を書いて脳がいきいき若返る!.jpg『文章を書いて脳がいきいき若返る!』
(日本実業出版社)


米山公啓著

 

 (2009/7)

 

 

こんにちは。小川晶子です。

 

著者の米山公啓氏は医者であり、16年間でなんと
200冊以上も本を出版している方です。
医療エッセイ、医学ミステリー、医学実用書、
マンガ原作、脳活性化の本など。

本書では、ご自身の経験と医学的見地から
「書く」ことについて述べられています。

いかに文章を書くことが脳を刺激するのか、
そして、書くためには脳をどう使っていけばよいのか・・・。

脳の老化防止に最も有効なのは「頭を使うこと」ですが、
文章を書くのは、実は脳の広い範囲を使っているそうです。
「話す」ことももちろん脳を使いますが、
「書く」ほうがより広い範囲の脳を使います。

また、書くことは前頭葉にある「ワーキングメモリー」を使います。
ワーキングメモリーとは一時的に記憶を貯めておく場所のことで、
年とともに萎縮していきます。
文章を書くことで常にワーキングメモリーを使っていると、
容量が増え、記憶力はアップします。

ただし、簡単なメモ書きのようなものを書くだけでは、
あまり刺激になりません。

脳活性化を目指して書くなら、
より創造的な書き方をする必要があります。
単純作業ではダメなのです。

そして、楽しみながら書くことも重要です。
前向きに考えると神経細胞が増えて、
脳が活性化することが研究報告されているそうです。

これらを踏まえながら、楽しくできる文章トレーニングがあります。

たとえば、有名な絵画をほめるトレーニング。

「ゴッホのひまわりの絵を見て、感じたことを400字に
まとめてみましょう。絵画の専門知識は不要です。「ひまわり」
の筆遣いや黄色のバランスなど、写真を見て、自分が感じたまま
を書いてみるのです。10分以内で書いてください。」

私がやってみたところ、15分かかってしまいました・・・。
書くスピードは、脳活性化の一つの指標ですね。

さて、この例題のように絵をほめようとすると、
自分の表現力の拙さ、ボキャブラリーの少なさに気づきます。
気づくことが第一歩で、「言い表せなくて悔しい」「もどかしい」
体験をすると、自然といい表現にアンテナが立って、
「この言い方はいいな、覚えておこう」というように、
表現のストックができていきます。

ぜひ、本書を見ながらやってみてください。

 

◆目次
プロローグ 書くと記憶がよみがえる
第一章     文章を書くことはなぜ脳によいのか?
第二章     実践!脳を鍛える文章トレーニング
第三章     アイデアがひらめく脳のつくり方
第四章     文章をブラッシュアップしよう
第五章     ブログこそ新しい脳活性法
エピローグ 本を出したい人へのアドバイス

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