- 2010年3月16日 (火)
- 書評メールマガジンバックナンバー
『天使は歩いてやってくる』 (飛鳥新社)
犬飼ターボ(著)
2008/10
みなさん、こんにちは。松山真之助です。お元気ですか?。
今日の本は、成功の秘訣を、ちょっとコミカルなタッチで紹介する物語です。
主人公は「オレ」と、パン屋さんをやりたいという無垢な少女「亜矢」ちゃん
です。ちょっとだけ、あらすじをご紹介しておきましょう。
オレは、もと商社マンだったが、人間関係に耐えられず、ひきにこもり状態
に至る。退社し社会の脱落者になったオレは、高校の同級生に紹介された別
荘の管理人をやることに。そこは、ある成功企業のオーナーの別荘だ。
ベンツにマセラティ、さらにシトロエンまである豪華な別荘。リビングの本
棚にはビジネス書がびっしりあり、成功本だの、お金持ちになる本だの、リ
ーダーシップの本だのが鎮座している。
雑草の処理もなじんできたあるとき、そこに突然、素敵な少女が現れる。
オーナーが著した成功本を読んで、著者に会いにきたんだという。
オレは、天使のような素敵なその人をみて舞い上がり、自分はただの管理人
だと本当のことがいえず、ついオーナーを装ってしまう。
そこから、妙な偽者メンターとパン屋さんをめざす少女の付き合いが始まる。
時折たずねてくる亜矢ちゃんに、オレは、宿題を出す。たとえば
・何かしてもらったら必ずお礼状を書くこと
・普段かかわっている人全員に、自分の長所、強みを聞くこと
・成功日記をつけること
・何かの感情が湧きおこったら、「私あこの感情を選んでいる」と口に出す
・人間には評価価値と本質価値があり、本質価値は変わらない
などなど。
素直な亜矢ちゃんは、オレの宿題をやりながら成長していく。オレは、オー
ナーの本棚から仕入れたにわか知識で、アドバイスをしていく。
こんな感じの物語です。甘酸っぱい気持ちや、嘘をついていることの後ろめたさ
などがあいまって、物語は展開します。
下心まるだしのオレの心情が、面白ろおかしく描かれているのが楽しいですね。
もちろん結末は、読んでのお楽しみとしておきましょう。
ワクワク、どきどきしながら、成功の秘訣を学べるとっても楽しい本です。
お勧め度は、★★★★★+下心変換 です。
◆目次
7月の訪問者
偽者
免疫力
初レッスン
連想ゲーム
自分のリーダーになる
好き貯金と成功日記
マイナスの感情と付き合う
お金と上手に付き合う方法
夢をかなえる下準備
あせりと不安と
アドバイスをもらう
キミのためなら
旅立ち
成功の中で
ザリガニカレー
- Newer: 出逢いの法則
- Older: だから儲かった手書きチラシ作成術 トラの巻
















