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Vol.050 リーダーになる人のたった1つの習慣

Vol.50.jpg リーダーになる人のたった1つの習慣(中経出版)

福島正伸(著)

2008/10

 

 

 

 

みなさん、こんにちは。松山真之助です。お元気ですか?。

今日の本は、実話をもとにした感動の物語です。

ステージは、赤字が続く3つのカラオケ店。3人の若者がそれぞれの店の店長
として運営を任されます。武田、五十嵐、間宮の3人。

 武田勝也(31歳)は、一流大学を卒業後、外資系コンサルタント会社に
 勤務し、マーケティングに精通。自信家であり、緻密。失敗経験はゼロ。

 五十嵐あかね(29歳)は、大学卒業後、メーカーに勤務、企画部に所属。
 性格があかるく、常に前向き。発想豊か。

 間宮幸人(34歳)は、高校を卒業後、総務一筋。こつこつ努力型。人との
 つながりを何よりも大切にしている。

こんな3人が、取り組むプロジェクトとは、「赤字続きで回復の見込みのなく、
取り潰す予定のカラオケ店を、1年間だけ経営する」というものでした。

著者福島さん自身が、起業家支援のメンター(柴田)として登場します。

柴田が30年以上にわたっておこなってきた経営者養成スクールを卒業した3
人は、このプロジェクトを聞いて手を挙げてきたのでした。参加の条件は、今
の会社を辞めること。背水の陣で臨まなければなりません。

本書は、この3人が様々な壁にぶちあたりながら成長していく感動物語です。

赤字続きで腐った思いを抱くスタッフとの出会い、人を育てることの難しさ、
離れる部下の気持ち・・・、一筋縄ではいかない問題に、読者も共感しながら
読み進むことになります。えー、そんなことになっちゃうわけ?みたいなどん
底の壁が幾重にも押し寄せてくる展開は、はらはらどきどき。

すばらしい気づき、そして感動・・・本書は、とてもたくさんのメッセージが
もらえることでしょう。

どんな企業にも通じる大事なものが、見えてくる素敵な本です。

3人は、苦境に際し、さまざまなメッセージを柴田から受け取ります。
その素敵なメッセージをちょっとご紹介しておきましょう。

 「上司が持っている権限とは、部下よりも先に困難に挑むことができる、
  という権限だよ」

 「君は今、試されてる。だからそんなときこそ、君自身をまず信じなさい。
  自分を信じたとき、他人を信じることもできるようになるんだよ」

 「あきらめない限り、人生には成功しかないんだよ」

 「夢は、すべての過去に意味を与える」

 「どんな仕事であっても、そこから得られる最高の報酬は、感動である」

 「人は罰によって、行動するふりをし、信頼によって、自ら行動します」

 「信頼とは、相手がどうかではなく、自分が相手をそのまま受け入れる
  覚悟ができているかということです。別の表現をすれば、自分が相手と
  一生涯付き合う覚悟をするということです。」

戦略とかシステムとか仕組みだけでは、組織は動きません。(動くふりをする
だけ)そこには、何か、人の心のケミストリーを動かすものがいるのですね。

そのヒントが、この物語にはたくさん隠されています。

お勧め度は、★★★★★+感動の共鳴箱  です。

◆目次

 スタッフとの出会い
 リーダーの戦略
 人を育てる教え
 離れる部下の心
 アイデアの他に必要なもの
 かたくなな理由
 C店、どうなる?
 殻を破る
 仲間を救う
 泣いた赤鬼

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