- 2010年3月 8日 (月)
- 書評メールマガジンバックナンバー
『仕事はストーリーで動かそう』(クロスメディア・パブリッシング)
川上徹也(著)
2008/11
人間は太古の昔から、物語が大好き。
世界中、どの民族にも語り継がれている神話や昔話があります。
何か伝えたいことがあれば、ストーリーとして語ることが一番有効なのです。
「嘘をついてはいけません」 と言われるのと、 嘘をついたがために、信じてもらえなくなってしまった「オオカミ少年」の ストーリーを聞くのとでは、心の動かされ方が違います。
教育の場面では、ストーリーは使えそうだなぁ。 でも、仕事ではどうやって使うの?と思うかもしれませんね。
それが、この本。 『仕事はストーリーで動かそう』に書かれています!
ストーリーをうまく使うと、営業力、交渉力、企画力、プレゼン力、 コミュニケーション力など、色々な分野の実力がアップできるんです。
例えば、営業においては、得意先を主人公にしたストーリーを作って シミュレーションする。 上司とのコミュニケーションにおいては、 上司にこまめに報告や相談をすることによって、 自分のストーリーに参加してもらう。
こうやって考えると、とても楽しいではないですか!
ストーリーは、語るだけではないんです。 あえて、不完全にして、参加できる余地を残すこともできる。 ストーリーをどうやって作って、どうやって使うか? 考えるだけでワクワクします。
仕事で使うストーリーは、小説や映画などと違って、 できるだけシンプルで短く、わかりやすいものが良いそうです。
この本に書かれている「ストーリーの黄金律3要素」をご紹介しましょう。 最低限これを知っておくと、ストーリー作りがしやすい、 人類共通の感動のツボです。
1. 何かが欠落している、もしくは欠落させられた主人公
2. 主人公が何としてもやり遂げようとする遠く険しい目標・ゴール
3. 乗り越えなければならない数多くの葛藤・障害・敵対するもの
うんうんうん。 いつものパターンだ! わかっているのに、ハマるんですよね。感動するんですよね。 主人公に感情移入して、応援してしまう。
自分ブランドや、商品やサービスを、この3要素に当てはめてみると どんなストーリーができそうでしょうか?
楽しみながら仕事力をあげる「ストーリー」を作ってみませんか?
◆目次
はじめに ストーリーを上手に使えば、仕事はすべてうまくいく
第1幕 なぜ、今、"仕事にストーリー"なのか?(理論編)
1 人間にとってストーリーは必要不可欠なもの
2 ロジックを超えたストーリーの力
3 「仕事はストーリーで動かそう」がうまくいく理由
4 これがストーリーの黄金率だ!
第2幕 こんなストーリーが人の心をつかんだ!(実例編)
1 ストーリーで商品はこんなに輝く
2 ストーリーで企業はここまで変わる
3 ストーリーでリーダーはカリスマになれる
4 ストーリーで感動を呼ぶプレゼンテーションに
第3幕 で、具体的にどうすればいいの?(実践編)
1 仕事をストーリーで動かす方法
2 ストーリーで「得意先」を動かす
3 ストーリーで「上司」を動かす
4 ストーリーで「部下」を動かす
5 ストーリーで「消費者」を動かす
6 ストーリーで「商品」を輝かせる方法
7 ストーリーで「会社」「店舗」「個人」をブランディングする方法
おわりに















