ホーム > 書評メールマガジンバックナンバー > Vol.017 「成功はゴミ箱の中に」レイ A.クロック(プレジデント社)

Vol.017 「成功はゴミ箱の中に」レイ A.クロック(プレジデント社)

成功はゴミ箱の中に 『成功はゴミ箱の中に』(プレジデント社)

レイ A.クロック(著)、ロバート・アンダーソン(著)、野崎稚恵(翻訳)
2007/1

こんにちは。キアです。

前回までの2回では、日常の仕事の中で役にたつビジネス書をご紹介しました。 今回は、少し趣向を変えて、経営者の自伝をご紹介したいと思います。

「成功はゴミ箱の中に」は、マクドナルドの創業者、レイ・クロックの自伝です。

「もうこんな歳だから・・・、何かを始めるには遅いんじゃない?」というセリフ への反論として、「でも、カーネルサンダースが、ケンタッキーフライドチキンを 始めたのも、60歳過ぎてからだったし!」と言っていたのですが、「成功はゴミ箱 の中に」を読んだことによって、「レイ・クロックがマクドナルドをはじめたのも、 52歳だったし!」というのもレパートリーに加わえることができました。

一般的に経営者自伝というのは、キレイ事の羅列でお説教風になってしまったり、 どこかのビジネス書で聞いたことがあるようなフレーズの引用ばかりだったり、と いうことも少なくありません。

しかし、この「成功はゴミ箱の中に」は、他の経営者自伝とは一線を画してします。 強烈です。

業務用ミキサーの営業マンをしていた52歳の時に、マクドナルドを始めたいうこと 自体も、強烈なエピソードです。ですが、それ以上にレイ・クロック氏自身のキャ ラクターが強烈です。

例えば、 「私は怒りに燃えていた。私のオフィスの八階を打撃練習用に改造し、私の杖を三 人の男たち(レイ・クロックの気に食わないビジネス案を出したマクドナルドの役 員たち)に食らわしてやりたかった。」

「多くのウスノロたちがすでにベラベラとしゃべっているもう一つの失敗について、 仕方ないので話すとする」

というような表現、一般的な創業者自伝には決してでてこないようなものです。 60代になっても恋をし、一目ぼれで結婚したり離婚したり、と、劇的な人生を送っ っています。

そんなレイ・クロック氏の個性で、読み物としても十分楽しめる本です。それだけ ではなく、もちろんビジネス書としての側面もあります。

お客様に対する姿勢の話、失敗を乗り越える力の話、仕事が一番面白いという話な ど、「世界を変えた企業」であるマクドナルドを育てた精神について勉強になりま すし、明日の仕事への元気と勇気がわいてくる思いです。

本書の帯に 「ユニクロ、ソフトバンク『成長の教科書』初公開 これが僕たちの人生のバイブ ル!柳井正・孫正義」と書かれているように、両氏にとってこの本はバイブルだっ たそうです。

柳井正氏による前書き、孫正義氏による「おわりに」、付録1として両氏の対談、 付録2として柳井正氏の「レイクロックの金言、私はこう読む 事業の作り方・市 場の捉えかた法則7」が載せられています。

この付録部分の完成度も高く、「成功はゴミ箱のなかに」は1冊で本編と付録部分の 両方を楽しめる、非常に豪華な本となっています。

◆目次
チャンスを逃すな
仕事はハンバーガーの肉だ
セールスの極意
売上げを伸ばす
ストレスに打ち勝つ!
契約の落とし穴
フランチャイズシステム
成功の方程式
知りたいことはゴミ箱の中に
キャッシュフロー
取引先とともに成長する
理想の組織
トップは孤独である
ヒット商品の作り方
球団買収
やり遂げろ!

ホーム > 書評メールマガジンバックナンバー > Vol.017 「成功はゴミ箱の中に」レイ A.クロック(プレジデント社)

出版コンサルティング

おススメセミナー

献本の受付

お勧めの本

部下を動かす教え方

セミナー講師になって稼ぐ法

ページ上部へ戻る