- 2010年3月16日 (火)
- 書評メールマガジンバックナンバー
『頭のキレる人になる大喜利式発想脳トレ-ニング』
吉岡 英幸 (著) / こう書房
2008/8
みなさん、こんにちは。松山真之助です。今回から、このコーナーに参加させ
ていただくことになりました。よろしくお願いします。
今日は、吉岡英幸さんの『大喜利式発想脳トレーニング』をご紹介しましょう。
吉岡さんは、プロフェッショナルファシリテーターとして、セミナー・講演な どで、会議の効率アップや発想の質向上などを目指した活動を繰り広げている 方です。
私も一度、吉岡さんのファシリテーションセミナーに参加したことがあります。 脳みそが弾むのが感じられる楽しいセッションでした。
本書は、吉岡さんが研修会などで活用されている大喜利という方法で、発想力 をぐんと伸ばしましょうという本です。
最近、発想力とかクリエイティブなど、ロジカルシンキングの世界とはまた違 う脳みその使い方が、注目されていますね。
左脳と右脳、論理とひらめき・・・そんな対比の中で、発想力は、とかく右脳 の活動とされがちですが、そうではないようです。むしろ、左脳と右脳が相互 に繋がる化学変化の中でこそ、発想力は鍛えられるようです。
本書は、発想力の鍛え方を知ると同時に、いっしょにエクササイズができる楽 しさがあります。その方法がつまり「大喜利」というわけです。
TVの長寿番組「笑点」にちなんで、さまざまな切り口でお題が出されます。
○ 論理的思考力を鍛える大喜利
○ 直感的発想力を鍛える大喜利
○ 瞬発的発想力を鍛える大喜利
○ 解決思考発想力を鍛える大喜利
○ 表現力を鍛える大喜利
私が一番面白いと思ったのは、瞬発力を鍛える大喜利コーナーです。今までに ない4字熟語を創りましょうというお題です。
大喜利マスター(吉岡さん)の回答例はこれ:
不正不出: 企業の不祥事を決して表にださず、企業内で隠ぺいすること
食品関係で不正が続いた世相を映した楽しい作品ですね。
こういう面白いのに触れるとがぜん血が騒いでしまう私(笑)、ちょっと捻り だしてみました。
情恩動物: 情に厚く、恩義を大事にする温かい人柄を表現する言葉
熱決会議: ノリで大事なことをきめちゃうミーティング
軽営目標: すぐに達成できるデキレース的な軽めの経営目標
臨機応援: 友達のチャンス(機会)や危機に臨んで、応援すること
おっと、このへんでお後がよろしいようで・・・。
皆さんも、この本読んで、知恵熱出してみませんか?。 そして、そこからビジネスのクリエイティビティへのヒントを拾ってみたいも のですね。
お勧め度は、★★★★★+座布団1枚 です。
◆目次
序章 発想力を鍛えるのに、なぜ大喜利なのか?
第1章 アタマに汗をかいてみよう 論理的思考力を鍛える大喜利七題
第2章 ひねくれアタマで考えてみよう 直感的発想力を鍛える大喜利七題
第3章 ひらめきはアタマの瞬発力 瞬発的発想力を鍛える大喜利七題
第4章 アタマひねって一発解決 解決思考発想力を鍛える大喜利七題
第5章 言葉一つで人を動かす 表現力を鍛える大喜利七題
















