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Vol.013 「マインドマップ・ノート術」ウィリアム・リード(フォレスト出版)

マインドマップ・ノート術 『マインドマップ・ノート術』

ウィリアム・リード(著) / フォレスト出版
2005/9

前回(Vol.011 8/18)にひきつづき、「書かれている内容を、実行して自分に 役立てることができる」本をご紹介したいと思います。

回ご紹介するのは、「マインドマップ」についての本です。

マインドマップとは、一言で言うと放射状の図解表現によるノート術です。 このノート術、実践してみると、とても便利。

例えば、
・打ち合わせのメモを取る時
・研修のノートをとる時
・ビジネス書を読んで、覚えておきたい点をメモしておく時

等々、さまざまなシーンでのメモ・ノートをとる効率が上がります。そして、 後日読み返した際の理解の速さが、通常の書き方のノートとは段違いなのです。

マインドマップの描き方は、マインドマップのオフィシャルブック 「ザ・マインドマップ」によると、

 a) 中心イメージを描くことにより、関心の対象を明確にする。
 b) 中心イメージから主要テーマを枝(ブランチ)のように放射状に広げる。
 c) ブランチには関連する重要なイメージや重要な言葉をつなげる。
 d) あまり重要でないイメージや言葉も、より重要なものに付随する形で加える。
   ブランチは、節をつなぐ形で伸ばす。

というようなことです。

マインドマップの描き方は、このように、たった数行で説明できてしまえるよう な簡単なものなのです。

ですが、それを読んだだけで、実際にマインドマップを、日々の仕事や生活の中 で描くことができるようになるかというと、それは意外に難しいのでした。

なので、マインドマップについての本を何冊か読みましたが、その中で一番実用度 が高く感じた本が、ウィリアム・リード著の 「マインドマップ・ノート術」です。

マインドマップについての本の中で、最も多く読まれているのはマインドマップ の発明者トニー・ブザン著の、オフィシャルブック「ザ・マインドマップ」です。

この「ザ・マインドマップ」は、オフィシャルブックなだけあって、いかにマイ ンドマップが有用であるかや、マインドマップと脳科学と関係などについては非 常に詳細に書かれています。ですが、実際にマインドマップを描けるようになる ためには、ハードルが高く感じます。

翻訳書であるため、日本人の感覚からずれていると感じる部分があること、事象→ マインドマップ化の、事象の方が載せられておらず、マインドマップだけが載せ られていることがその原因かと思います。

「マインドマップ・ノート術」では、その2つの点が解消されています。

著者のウィリアム・リード氏は、トニー・ブザン率いる「ブザン・リミテッド」 の日本支社「ブザン・ジャパン」のディレクター。

日本在住暦は35年以上で、本書は翻訳書ではなく、著者自身が日本語で書いてい ます。マインドマップの事例としては、事象として「そら豆の黒いすじ」という 民話が、そしてその民話がマインドマップ化されたものが載せられており、わか りやすくなっています。

ウィリアム・リード氏によると、マインドマップを描く技術は、実は日本人にと ても合っている、とのこと。

「マインドマップ・ノート術」には、『先ほど述べたように、マインドマップは 自然界に多くあるような放射状の形をしています。これは、自然を愛でる歴史の ある日本人にはとても親しみやすい形です。また、紙一枚の中ですべてを表現す るという作業は、日本の「書道」や「俳句」と同じで、ルールに従って、その中 で表現することを得意としている日本人には、まさに相通じる部分だと言えるで しょう。』

と、あります。 この「ルールに従う」ということや、他の項に書かれていた「象形文字である漢 字を使っている」、「絵と文字を組み合わせたマンガ文化を持っている」ゆえに、 日本人はマインドマップを描くことに向いている、ということには納得がいくよ うな気がします。

◆目次

第1章 あなたの人生を変えてしまう驚異のノート術があった!
第2章 マインドマップを描く前に、あなたの脳を鍛えよう!
第3章 これだけは知っておきたい!マインドマップ基本ルール
第4章 色と絵があるマインドマップはより脳に焼きつく!
第5章 紙1枚で自在に表現(アウトプット)できる!
第6章 仕事でアウトプットして「できる人」になる!
特別対談 世界一のマインドマッパーに聴く!

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