
「1の力を10倍にする アライアンス仕事術」
平野敦士カール(著)
ゴマブックス
1,575円 2008/5/30
【今年の潮流は『アライアンス』にあり!】
こんにちわ、鹿田尚樹です。
今週の一冊は、「おサイフケータイ」を創りだした平野敦士カールさんの新刊 『1の力を10倍にする アライアンス仕事術』 。
昨年は『グーグル化』『レバレッジ』と ビジネス書の世界を代表する言葉が生まれました。
今年はまだ「ピン!」と来るようなフレーズがなかったのですが、 本書でようやく登場しました。
『アライアンス』
直訳すれば「同盟」や「連合」を表すことば。
本書の最大のコンセプトは・・・ 「人を出し抜く」よりも、「人から助けてもらえる」人になろう!
つまりは「1人では不可能なこと」を「他人を巻き込んで実現する」仕事術。 これを「アライアンス」という概念を使って、上手く言語化した一冊です。
仕事のスケールは「他人といかにアライアンスできるか」ということに かかっています。個人では優れたアイデアも「絵に書いた餅」で終わって しまうこともしばしば。
著者平野氏が「おサイフケータイ」というアイデアを個人でとどめず、 「 ドコモ 」「 ソニー 」「 三井住友 」 といった大企業とアライアンスして実現させました。
その根幹は「人とのアライアンス」にあります。
「人とのアライアンスは非効率を重視する」
「自分をプラットフォーム化する」
「他社のアライアンスは最初の3ヶ月で決まる」
このような著者ならではの「アライアンス・ノウハウ」が 本書では、再現性高く紹介されています。
今年の潮流は『 アライアンス 』にあり!
さっそくアマゾンでランキング1位となりましたが、 今年を代表する一冊になるでしょう。
「個人」という「1」の力を「10倍」にする『アライアンス』仕事術! 是非、読んでみてください!
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<今日のブックエッセンス> (気になる10フレーズ)
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・ 「アライアランス仕事術」の本質
→ 「1人では不可能なこと」を「他人を巻き込んで実現すること」
・ 1人でやろうとして「できないからあきらめよう」と挫折
→ あるいは、1人の弱い力で実現できないから、大勢の力を借りてやりきってしまうか?
・ 21世紀の勝者となるのは「プラットフォーム型のビジネスモデル」を成し遂げた企業
→ 「プラットフォーム」とは、「アライアンスできる場」を提供するというもの。(グーグル、MS、楽天、サイバーエージェント、ローソン、イオン)
・ 「特許」「ノウハウの囲いこみ」=自分の発案だということに固執している
→ 100万円の利益が出るプロジェクトを独占するより、100億円の利益が出るプロジェクトの1%のほうが大きな成功。
・ これまでと同じであることこそ、最大のリスク
→ 人間は「そのままでいたい」というホメオスタシス(恒常性)があるため、安住したがる。
・ 人とアライアンスするときは「非効率」のほうを重視する
→ 「アライアンス情報整理術」の場合、むしろ「無駄でもいいから人に会う」という発想が大切になります。
・ 正しい情報や鮮度ある情報に触れるためには「自分で直接触れる」しかない。
・ 「味方に引き込む」交渉術のコツは攻め込まないこと
→ まるで戦地に白旗を掲げて歩み寄っていく国連のように、最初から「仲間ですよ」という感覚で相手の懐に飛び込んでいく。
・ 気がついたら人が集まっている自分の魅せ方
→ 「デキルひと」よりも「スキのあるひと」
→ 「切れるヒト」よりも「ちょっと抜けたひと」
→ 「カッコいい人」とりも「愛嬌のある人」
・ アライアンスが広がれば広がるほど鍵となる人が巻き込まれていき、皆成長していく。
→ アライアンスが強化されれば「キャリアを高め」広げる機会はいくらでも増える。
→ 時にはアライアンスで培った人脈は、どんな資格や実績よりも強力なアピールとなる。
◆目次◆
第1章 アライアンスで仕事も人生も劇的に変わる
第2章 アライアンス・シンキング
第3章 アライアンス情報整理術
第4章 アライアンス人脈術
第5章 アライアンス勉強術
第6章 アライアンス・キャリアアップ術
- 2010年7月27日 (火)
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